時代とアンチエイジング
アンチエイジングの意識はいつ頃から高まった?
「人生50年」と詠っていた戦国時代に比べて、現在のヒトの寿命はずいぶんと延びたものです。戦後には、50〜60才くらいになると”お爺さん・お婆さん”と呼ばれていたものですが、今ではその世代もまだ働き盛りの壮年期ということになります。食糧事情や栄養価など、ライフスタイルの変化とともに、私たち日本人はどんどん平均寿命を延ばしつつあります。
寿命が延びたということは、肉体年齢が昔に比べて若くなったということ!ある統計によると、戦後に比べて現代の人の肉体年齢は、マイナス7才であると言われています。また、肉体年齢にともなって、外見年齢も7才ほど若返っているとのこと。今のご自分の年齢から、7才引いてみましょう。いかに自分がまだ若いか、ということがわかります。これぞまさに、時代にともなう無意識アンチエイジング!
戦後の経済成長の頃は、アンチエイジングという言葉すらなく、人々は生活苦から脱却するために、寝る間も惜しんで働きました。もちろん今のように栄養も豊富ではない時代で、さらに美容などに時間やお金をかけている場合ではありませんでした。子沢山が当たり前の時代。女性は疲れきっていました。過労のため、どうしても肉体的・外見的に老け込んでしまう傾向にあったようです。
ところが、経済が発展した後、家電製品などの充実によって、生活の多忙さから解放された女性に若さや美しさを追求するゆとりが生まれました。このあたりに、アンチエイジングの原型が生まれたといっていいでしょう。
私たちが今、ゆとりをもってアンチエイジングにいそしむことができるのも、戦後の女性たちが懸命に働いて日本を支えてくれた結果です。アンチエイジングの誕生は、時代の恩恵でもあるのです。